子育て中って、イライラすることがどうしても多くなりますよね。
現在、女の子と男の子を育てているバタコですが、ここまでの育児は決して順調なものではありませんでした。
今でこそ、少しは落ち着きましたが、上の子が2歳で、下の子が生まれたばかりの頃はとても悩んでいました。
それこそ、毎日イライラして、毎日怒鳴っていました。
今回の記事では、私が育児のイライラやストレスを解消するためにおこなった、一時保育と子育て支援の利用についてについて詳しくご紹介します。
子育て中、どうしてもイライラしてしまうママ、パパ、怒鳴りすぎて、自己嫌悪になってしまう方、イライラするのをやめたいと思っている方、少しでも気持ちがラクになってもらいたいという気持ちで書いたので、ぜひ参考にしてくださいね。
2人目出産と同時に育児ストレスまでもがやってきた
実は、バタコは第一子の娘を子育て中はそれほど大変さは感じなかったのです。
それは、娘は2歳くらいまでは、かなりおとなしい性格で自己主張もほとんどなかったということが大きな理由です。
周囲からも
おとなしくて育てやすそうな子だね
と、羨ましがられるほどだったのです。
しかし、その気楽さも、2人目が生まれたとたん激変しました。
もともと、バタコは地方の田舎出身で、両親は現在も田舎に住んでいるので子育ての援助はお願いできません。
夫の両親も、離れたところに住んでいるので同様です。
そして、夫も平日は仕事が忙しく夜は深夜0時過ぎて終電での帰宅がほとんどです。
そのため、バタコは平日は一人で、当時2歳すぎの娘と、生まれたばかりの男の子をみていました。
2人目を出産する前までは、女の子は2歳でも下の子のめんどうをみてくれるという話をママ友たちから聞いていたし、娘の性格がおとなしかったのでどこか余裕に感じていました。
しかし、とある理由で、バタコは上の娘にものすごくイライラしてしまうようになったのです。
2人目出産後、上の娘にイライラが勃発
自己主張もほぼなく、性格がおとなしめだった娘ですが、2歳すぎても2語文がなかなかでませんでした。
単語は1歳前から出てきてはいたのですが、「ワンワンきた」や「パン、おいしい」などの2語文は出る気配はなかったのです。
このことが、2人目育児中のバタコにとって重くのしかかることになっていきます。
例えば、下の子を授乳中に、「そのまくらとって」と娘の足元にある授乳まくらをとってほしいことを伝えました。
すると、娘は困った顔をして、首をかしげます。
「ピンクのまくらだよ」と
バタコは娘の足元を指さしますが、娘には通じないのです。
これが、「アンパンマンとって」なら理解できたのかもしれませんが、
娘はまくらが何か分からないので、私の話すことを理解できないようでした。
2語文が話せないから、私の言うことも分からないんだと愕然としました。
そして、それをきっかけに娘の言葉の幼さ、理解の遅さにものすごくイライラするようになってしまったのです
当時は生まれたばかりの男の子の世話でバタバタしていたバタコ。
まさか上の子の言葉の理解がここまで遅いとは思ってなく、そのことに焦りもあり、その不安を娘にぶつけて、やつあたりのように娘に対してイライラするようになりました。
バタコは日に日にどんどん怒りっぽくなりました。
毎日のように娘を怒鳴りつけるようになってしまったのです。自分でも異常なくらい、娘に怒っていました。
怒りをコントロールできなくなっていることに気づきました。
ある日、このままじゃいけないと感じました。
娘に怒ってばかりの日々に自分自身の心も疲弊しきっていたのです。
そして、とあることが大きな理由となり区役所の子ども家庭支援課に相談することになったのです。
※きっかけになったとあることについては下記の記事に詳しく書いています。
育児のイライラについて区役所の保健師さんに相談
現在、多くの自治体で子育てに関する相談や支援がなされています。
バタコは子育てサロンでもらったチラシをみて、区役所の保健師さんに子育ての悩みや子どもの発達について相談できることを知り、区役所に電話をすることを決意しました。
初めて電話をするときはとても緊張しました。
それまで、ストレスもイライラもなく順調な子育てをしてきたので、まさか自分が保健師さんに相談することになるとは思ってもみませんでしたから。
電話をして、子育てに悩んでいることを正直に話しました。すると、電話に出た保健師さんが親身になって話を聞いてくれました。
保健師さんはかなり時間をかけて話を聞いてくれて、言葉は単語が出ているので、少し様子を見てもいいが、
もし心配なら心理士の先生に発達状況を見てもらうこともできるし、子育て中のイライラについて、悩みを話しあうサークルも紹介できるとアドバイスされました。
バタコは、ひとまずホッとすることができましたもちろん、娘の言葉の遅さの心配は完全に消えたわけではありません。
けれど、育児の悩みを誰かに聞いてもらったことで自分は1人じゃないんだと安心することができたのです。
保健師さんから一時保育の提案!
保健師さんと直接話した中で、
よかったら一時保育を利用してみてはどうか
という提案がありました。
一時保育は、保育園に通所していない子どもを対象に保護者の育児の不安解消や、保護者の入院や疾病など家庭での保育が一時的に困難になる時に利用できる制度です。
なお、各自治体によって、条件や金額などは異なります。
ちなみに、バタコの住む自治体では、公立保育園の一時保育の場合、1時間300円で利用できます。
バタコは、それまでにも一時保育という言葉を聞いたことはあったのですが、なんとなく抵抗があり利用したことはありませんでした。
けれど、保健師さんから、育児でストレスを感じているなら、ちょっとでも使ってみるとリフレッシュになるよと言われました。
保健師さんと直接話した翌日、バタコは近くの公立保育園に電話してみましたそしたら、空きがあり、すぐに利用できることを知りました。
さっそく翌週預けることが決定しました。電話をきって、バタコは自分の心が軽くなったのを感じました。
予約したことで、娘と離れることが可能になり、そのことにほっとしたのです。
子どもと離れることでホッとするなんて、以前の自分だったら罪悪感でいっぱいになっていたと思います。
けれど、育児ストレスを解消することで、自分が楽になり、そのことで上の子に優しく接することもできるはずと言い聞かせました。
心が軽くなった分、産後以来久しくつけていなかった指輪をつけてみました。
それはなんだか前よりもずっとキラキラしているように輝いていました。
その輝きは、自分にできた心の余裕だったのだと思います。
一時保育当日、開放感でいっぱいになった
初めての一時保育の日、娘は、こちらの不安をよそに、わりとあっさり保育室にはいり、その場になじんでいました。
バタコは保育園を出てすぐに、解放感でいっぱいになりました。
下の子は月齢的に預けることはできませんでしたが、その頃、下の子は昼間はほとんど寝て過ごしていましたし、授乳とオムツ替えさえすれば手がかかることもなかったので、下の子を預ける必要性は感じませんでした。
上の子を預けている間、下の子はずっと寝ていてくれました。
下の子の出産以来、家の中で初めてほぼ一人で過ごすこともでき、子育てにとって一人の時間というのがどれほど大切かを実感しました。
子育てにイライラして疲れたら、迷わず一時保育を使ってみよう
このブログを読んでくださったママの中には、一人で育児を頑張っている方もいらっしゃると思います。
一時保育を利用することに、罪悪感を感じるママも少なくないと思います。
けれど、育児を1人ですべてをやることはとても大変ですし、ストレスもイライラもたまります。
そのイライラが子どもにむかっていってしまうなら、ためらわず行政の子育て支援を頼ったり、一時保育をぜひ利用する方がママの為にもお子さんのためにも良いことだと思います。
経験者のバタコがいえることですが、子育ては決して1人ではできるものではないのです。
子育てで、パートナーや家族に頼るのが難しければ、行政のサービスや民間のサービスをどんどん頼ってみることをお勧めします。
もちろん、旦那さんやご家族への相談や理解も必要になってくるので、ママだけの考えで決められないかもしれません。
一時保育でこんなに楽になった人もいるよということをぜひ参考にしてくださいね!
イラストレーターのアベナオミさんの
『子どもを叱りつける親は失格ですか?』でも、3児のママであるアベナオミさんが、気がつけば1日中怒っていることについての悩みと叱り方について詳しく描かれています。
下記の記事で内容や感想について詳しく書いているので、ぜひこちらもチェックしてみてくださいね。
コメント
コメント一覧 (1件)
[…] そのことは、以前、ブログの記事にも書いたのですが、バタコも、悩みすぎるくらい悩んで、時にはイライラし長女にあたりちらしたこともあります。(その時の記事はこちら) […]