自閉症スペクトラムの子の就学準備でドリルに取り組んだ成果

自閉症スペクトラムの就学準備

以前、自閉症スペクトラムの娘の入学準備について学習面で取り組んだドリルなどをご紹介しました。

おかげさまで、こちらの記事をたくさんの方に読んでいただいています。

娘は現在、小学1年生の3学期も終わりにさしかかっています。

幼稚園の年長から始めた自閉症スペトラムのための就学準備を経て、

入学以降の学習面も含め現在の状況について気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は自閉症スペクトラムの娘が小学校へ入学して、1年近く経過した現在の様子について詳しくご紹介します。

以前の記事で取り組んだ結果や小学1年生になった現在の娘の状況についてもお伝えしていきますので、ぜひ参考にしてくださいね。

目次

小学1年生の算数学習について

算数の文章題について

文章題については、年長から

『早ね早おき朝5分ドリル 小1算数 文章題』に取り組んできました。

こちらのドリルについては1年生の夏休み中に完了しました。

小学校でも教科書に沿って文章題の宿題をしていたこともあり、ドリル1冊終わる頃には娘は算数の文章題にかなり慣れてくれました。

取り組みはじめの頃は、文章題に苦手意識があり、バタコと一緒に問題を読む必要がありましたが、ドリルが終わる頃にはバタコのヘルプなしでも算数の文章題ができるようになりました。

名前の通り5分以内に終わるので、集中力が続きにくいお子さんにも向いています。

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自閉症スペクトラムの娘が3週間で九九をマスターした方法

今小学1年生の3学期現在、1年生の教科書と並行しつつ、かけ算を暗記しました。

なぜかけ算の暗記かというと、2年生になるとさらに学習内容もレベルアップしますし、暗記できるものは先取りで進めておくことにしたのです。

ちなみに、暗記用に使用したのは

『newドラえもん九九のうた CDブック』です。

娘はドラえもんを毎週アニメで見る程好きなので、どうせ覚えるなら好きなキャラクターの教本がベストだと考えました。

これが大正解。

娘はCDをかけると大喜びでした。

最初は、バタコが付属のCDと共にドラえもんの絵本を読み上げていました。

それを10日程続けたところ、娘は「自分で言いたい」と自らドラえもんのかけ算の歌を絵本に沿って歌いはじめたのです。

これにはバタコも思わず心の中でガッツポーズでしたよ😁

毎晩寝る前に

『newドラえもん九九のうた CDブック』を流しながら娘はブックに書いてある九九を歌っていました。

すると1ヶ月程でかけ算の九九を覚えることができました。

1年生の11月からこのCDブックを使い始めたのですが、3学期現在、娘はかけ算を完璧に諳んじることができています。

これが、かけ算のドリルなどを最初にさせていたらここまで丸暗記はできなかったと思うので、

『newドラえもん九九のうた CDブック』を購入して大成功でした。

ドラえもんが好きな子であればこのCDブックに食いつく可能性が高いのでおすすめ度大です。

言葉の理解が苦手な娘の現在の国語学習の進捗状況

ゆっくりていねいに学びたい子向けのワークの進捗状況

過去の記事でも、娘は言語理解がゆっくりであることを書いてきました。

そのため、喜楽研から出ている

『ゆっくりていねいに学びたい子のための読解ワーク1−1』

こちらのワークを年長から進めてきました。

そして同じく喜楽研の支援教育シリーズである

『ゆっくりていねいに学びたい子のための作文ワーク初級①』

『ゆっくりていねいに学びたい子のためのことばワーク』も同時に進めてきました。

『ゆっくりていねいに学びたい子のための読解ワーク1−1』

『ゆっくりていねいに学びたい子のための作文ワーク初級①』

の2冊については小学1年生の秋にようやく終了しました。

なお、

『ゆっくりていねいに学びたい子のためのことばワーク』はボリュームが多く、まだ完了していないのですが、ことばワークの内容について娘は学校の国語授業内で習得できています。

なので、残りについては春休みなどを利用しながら補足的な学習としてのんびり進める予定です。

また、上記のドリルと同時進行で年長から

『朝5分ドリル 早ね早おき 小1 国語 文章読解』も年長から進めてきましたが、こちらはもっと時間がかかり終了したのは今年の1月、本当につい最近です。

それでも、娘にとって苦手である文章読解のドリルを1冊丸ごと仕上げたことは、本人にとって大きな自信に繋がったと思います。

喜楽研のシリーズとは異なり、朝5分ドリルの文章読解は言葉が苦手な子を対象にはしていないので、娘も喜楽研のものより時間がかかっていました。

けれど、この朝5分ドリルの枚数を重ねるにつれ、娘が着実に読解力の精度をあげているなというのはみていて感じました。

最後のドリルを終了した時は、バタコは大きな拍手で娘を褒めました。

当の娘はキョトンとしていましたけどね笑

苦手だった教科書の音読について

幼稚園の頃は、言葉に苦手意識があり、ひらがなは読めても、自分での音読は難しかった娘。

現在はというと、小学校の国語の宿題として、漢字プリントなどに加えて毎日教科書の音読が出ます。

1年生の教科書なので、音読は数分で終了するのですが、それでも平日にコツコツと音読を積み上げてきた成果はかなりのものです。

その成果もあってか学校の授業でみんなの前での音読も、今では自信を持って大きな声でできるようになったと、担任の先生から面談で伺っています。

今も、家での音読は娘はすらすらと国語の教科書を読めるようになっています。

国語の教科書なんて誰でも読めるものだという意見もあるかもしれません。

けれど、言葉の理解が苦手な娘が自分の力で教科書を音読し、さらには皆の前でも朗読できるようになったというのは、大きなハードルを一つ乗り越えたことなのです。

入学時はたどたどしく読んでいた音読も、今では得意気にすら見える表情でリビングで教科書の文章を読み上げている娘の姿をみていると、この1年で本当に成長したなあと感じます。

就学前は、国語の教科書の音読なんて一生できないのではと思ったこともあるくらいですから。

それくらい、自閉症スペクトラムの娘にとって国語の音読はハードルが高かったのです。

できないことができるようになった。

さらにもっとできることが増えた。

娘が成長したことは本当に感謝です。

現在の国語学習状況について

さて、年長から取り組んできた喜楽研の支援教育シリーズですが、

現在は

『ゆっくりていねいに学びたい子のための読解ワーク1−2』

を新たに購入し取り組んでいます。

毎日の国語の音読の成果もあってか、

この

『ゆっくりていねいに学びたい子のための読解ワーク1−2』

についてはかなりのスピードで解けるようになりました。

漢字学習について

小学校では一年生の二学期から漢字学習が始まりました。

娘は初めてのことに苦手意識がある為漢字を学校で習うのは戸惑うかもしれないと考え、漢字学習が始まる前の、夏休み中に市販の漢字ドリルを購入しました。

購入したのはくもん出版の『はじめてのかん字』です。

幼児向けのドリルですが、就学準備として漢字の学習はしていなかったので、ゼロからのスタートにはこちらのビギナー向けの方が自閉症スペクトラムの娘には馴染みやすいかと思案したのです。

電子で試し読みしていただけるとわかりますが、漢字の成り立ちがイラストで理解しやすく表示されているので、娘も抵抗なくドリルに励んでいました。

こちらは幼児向けということもあり、とても簡単に進められたので夏休み中に終わらせることができました。

その後、2学期に入り学校で漢字学習が始まると、宿題で毎日漢字ドリルが出ました。

娘は漢字の読みや書き順などに少し苦戦しているようでした。

そこでネットの口コミで評判の良かった下村式の

『となえてかく漢字練習ノート 小学1年生』を購入して、娘が苦手そうにしている漢字について特に練習するようにしました。

こちらは、以前記事に書いた、『とけいのほん』著者のまついのりこさんが、書き順や漢字の成り立ちをイラストでわかりやすく丁寧に描いてくれていることもあって、娘も取り組みやすいようです。

作文力について

上記にも書いた通り、年長から進めてきた

『ゆっくりていねいに学びたい子のための作文ワーク初級①』は終了しました。

作文シリーズの続編である

『ゆっくりていねいに学びたい子のための作文ワーク初級②』

も販売されていますが、現状は読解力と1年生で習う漢字の習得に力を注ぎたいので、作文ワークの続編については未定です。

もちろん作文力も国語学習には必須ですし、続編も取り組む予定ですが、今はその時期ではないなと思います。

折をみて

『ゆっくりていねいに学びたい子のための作文ワーク初級②』

の購入を考えています。

娘は小学校が好きで、休みたいと言ったことはありません。

けれど、やはり毎日5時間授業で疲れはあると思うので、ペース配分を大切にして国語学習をゆっくり進めていきたいと考えています。

まとめ

今回、幼稚園の年長から始めた自閉症スペクトラムの就学準備で取り組んだドリルやワークの進捗状況や成果について詳しくお伝えしました。

年長から進めてきた就学準備を土台として、小学校で学んでいる学習が相乗効果となって、娘の学習する力が芽吹いてくれていることに親として嬉しく思います。

今後も、娘の様子を見守りつつ、親子でゆっくりていねいに、自閉症スペクトラムの子の学習の基礎を築いていきたいです。

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