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発達障害の入学準備☆娘の国語力の基礎をつける為に選んだワーク

入学前の準備として、ひらがなの読み書きについて学んでいる子は多いですよね。

バタコの娘は視覚優位でもあることから、ひらがななどは文字自体として認識するようで、3歳くらいから、抵抗なくひらがなをよめるようになりました。

年長進級時に、すべてのひらがなの読み書きはできています。

ところが、娘の場合、ひらがながよめて書けても肝心の国語力には結びついていません。

娘は文字の読み書きはできても、絵本を自分で読むことはしないし、夏休みに出た幼稚園の宿題の日記も自分ではほぼ書けませんでした。

私が横で口頭で話すことを娘がひらがなで書くというスタイルで年長の夏休み日記をどうにか提出したくらいです💦

3歳くらいから、本人が幼児ドリルが好きだったので、継続的に学研や公文の幼児用のことばワークなどをしてきましたが、国語力については伸びていないなと感じました。

これでは、小学校入学してからいきなり国語が始まったら本人にとって辛い時間になってしれない

そのことで国語自体が嫌になりストレスになってしまうかもという危惧もあったのです。

その為、発達障害の娘にあった国語のワークを探して実際に購入してチャレンジすることにしました。

今回、自閉症スペクトラムの娘が、国語力の基礎をつける為に購入し取り組んでいる、娘と同じように、国語が苦手なお子さんがいらっしゃったらぜひ参考にしてみてくださいね。

目次

言語理解が苦手な娘に、支援教育シリーズのワークを活用!

バタコの娘は、算数は市販のドリルを使って入学前準備をすすめていました。

けれど、国語については、市販の幼児ドリルやワークを使っても、文字の書く練習が多く、いやがる傾向にあったんです。

娘はひらがなの読み書きはすでにできるけれど言語理解、読解力、想像力がかなり弱いため、国語について基礎から丁寧に進められるワークがいいなと考えていました。

そこで本屋で出会ったのが、喜楽研から発行されている支援教育シリーズのワーク

『ゆっくりていねいに学びたい子のためのこくごワークシリーズ』でした。


本屋でワークの内容を見たとき、

「こ、これだ!うちの子に必要なのは!」

と思わずつぶやいたくらいです。


このワークは娘にぴったりだ、と

前回の記事で

『就学前までに自閉症スペクトラムの娘が時計を読めるように購入したドリル&絵本』

で書いた時と同じ気持ちになったのです。

なお、こちらのワークは本屋では特別支援教育コーナーの棚においてありました。

以前記事で書いた『1日1歩スモールステップ時計ワークシート』も同様に特別支援教育コーナーにおいてありました。

(※特別支援教育コーナーがない本屋や在庫がない書店もあるので注意です!)

特別支援に携わる教師向けのコーナーではありますが、ゆっくりていねいに学べる内容のものが揃っているので、発達障害の子が家庭で学習するのに申し分のないがワークやドリルが充実しています。


喜楽研のワークの内容をじっくり吟味し、下記のものを選びました👇

『ゆっくりていねいに学びたい子のためのことばワーク』

↑このちいさくかく文字とのばす音のワークに決めた理由は、

娘が「まっくら」「まくら」と読んだり、「せっけん」の読み方が分からず「せけん」となっていたりしていたので選びました。

ワークを初めて1週間ほどで、「きって」などの促音につい娘はただしく読めるようになりました。

上記のワークには促音だけでなく、

「おばあさん」などの長音でんしゃなどの拗音きゅうりなどの拗長音についてもじっくり学ぶことができる内容になっています。

このワークは1冊のボリュームが150ページ以上ありますが、娘が最も苦手とする促音、拗音、拗長音スモールステップで確実に学べると確信しました。

小学校の国語の学習では音読の宿題もよく出ますし、実際にクラスでみんなの前で教科書を音読する機会も出てきますよね。

音読に苦手意識をもたず、このワークで達成感を感じつつ、自信をもって音読できるようになってもらえたらうれしいです

『ゆっくり丁寧に学びたい子のための読解ワーク』


ゆっくりていねいに学びたい子のための読解ワーク(1-1) (喜楽研の支援教育シリーズ) [ 原田善造 ]

こちらも同じ喜楽研『ゆっくりていねいに学びたい子のための こくごワークシリーズ』の1つです。

国語のベースとなる文章読解にポイントをしぼったもので、どのページもゆっくり丁寧に学べる構成になっています。

読解力を高めることは国語の学習においてキーポイントになります。

上記のワークはその基礎の基礎の内容ですが、言語理解が苦手な娘には抵抗感なく取り組むことができています。

こちらについては、レベル別に続編がでているので、この1-1が終了したら、1-2~も購入しその後も継続していきたいです。

『ゆっくりていねいに学びたい子のための作文ワーク』

こちらも上記シリーズと同様に、苦手意識を感じることなく気軽に文章に触れることができる工夫にあふれています。

実際、娘も1日1ページをコツコツと続けることができています。

この作文ワークの初級1だけで作文力をつけるには難しい子もいると思います。

が、こちらも続編が出ていますし、上記にご紹介したワークと同時にすすめていくことで作文力をじっくり身につけていけそうです。

ご紹介した上記のシリーズは1冊の値段が1800円以上ですが、とにかく内容が充実してますしページ数もボリュームあって値段相応、いやそれ以上の価値があるなと感じています。

バタコ

公文で国語習うよりコスパいいかも!

と勝手に思っています😄

そして、何より特別支援教育のワークやドリルはお値段は一般的な市販ドリルより高いですが、

「わかる」「できた」という達成感を積み重ねながらすすめられるのが魅力です。

なお算数については、娘は苦手意識がないため、市販の学研や公文のワークですすめています。

年長の段階で、学研から出ている幼児ワークについてはとりあえず6歳のものまで終了しました。

現在は一桁のたし算から初めて、引き算、そして現在は繰り上がりのたしざんができるレベルのところをやっています。

幼児ワークが終了したので、次はどれにしようかなと考えたところ、思いきって小学1年生用ワークを使用することにしました。

算数は、今のところ小学生用ドリルを使ってすすめていく予定です。本人も算数ができると自信がつくので、得意なものはどんどん先取りでのばしていき、

国語については、スモールステップで支援教育シリーズを使用していく予定です。

娘の得意なこと、苦手なことを見極め、娘の成長にあわせて国語と算数はワークの種類を変えていく方法が今はベストだと感じています。

が、いずれにせよ国語力がしっかり身についていないと、算数の文章題でつまずくことになります。

やはり国語力についてしっかり土台を固めることに力を注いでいきたいです。

ゆっくりとことばについて学んでいたら、うれしい奇跡が!!

喜楽研のワークは3冊購入し、その内どれかのワークを1日1ページと決めてすすめているのですが、

あまりにもゆっくりなので、親としても時間がかかるなあと思ってしまうこともありました💦


算数の計算問題は答えが合っているかどうかでその理解の程度が明白にわかるのですが

国語力というのはただでさえ、実際に身についているのかは分かりにくいです

それでも平日1日1ページを半年続けたところ、ある日奇跡が起こったのです。

なんと、娘が絵本を自分で読む!と言ったのです!

それはこれまで初めてのことでした。

娘はひらがなの読み書きはできるものの、自信がないようで今まで絵本を自分で声に出して読むことはありませんでした。


そのため、絵本の読み聞かせは今までバタコがやっていました。

娘が5歳くらいから「娘が自分で読んでくれたら楽なんだけどな」と何度か思ったりもしました。


「もうひらがなが読めるんだから自分で読んでみたら」

とすすめたこともあったのですが、

固くなに拒否して

「読めない!お母さん読んで!」

といつも絵本を渡してきた娘が、、、


ある日突然、

「これ自分で読むー!」と言ったのです。

そして実際に最初から最後まで1人で1冊の絵本を読むことができましたあ!

喜楽研こくごワークシリーズをゆっくりゆっくりすすめることで、娘も自然と自信がついたのでしょうね。

ようやく娘が自分から文章を読むところまできました。
自信がなくて読むことに苦手意識があった娘も、ワークをこなして達成感を得て、自信がついたのでしょうか。

それが「自分で絵本を読む」という形としてあらわれたことに、娘が0歳の時から絵本を読み聞かせてきた日々もあいまって思わず目頭にあついものがにじみました。

まとめ

今回は、喜楽研

『ゆっくりていねいに学びたい子のためのこくごシリーズのワーク』をご紹介しました。

親からみてもこのシリーズのワークの内容はよくできているなーと感心します。


内容は本当に基礎からゆっくり丁寧に進めていくので、幼児でもいやがらずに取り組めることができます。

小学校に入ってからも、もちろんひらがなから始めますが、普段の集団生活の中で、ことばをつかったコミュニケーションはどうしても必要になりますよね。

その力がないまま国語の授業が始まっても、娘にとってはちんぷんかんぷんになってしまうと思います。

そのため、この喜楽研のワークシリーズを使って、少しずつゆっくりていねいに国語力の基礎をつけていきたいです。

それが今後娘が生きていくための、コミュニケーションの土台にもなると信じています。

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