『ミステリと言う勿れ』漫画好き歴30年の私が驚愕した傑作漫画


バタコは幼稚園の時から、姉が購入していた『りぼん』を読み始め以来ずっと漫画フリークです。

40歳を迎えた現在も、やっぱり漫画大好きです。


先日、漫画好き歴30年の人生で、傑作と言える作品に出会いました。

田村由美さんの『ミステリと言う勿れ』でございます。

なお、2022年1月に菅田将暉さん主演でドラマスタートします。

こちらもとても楽しみで、成人の日が待ち遠しいです♪

https://twitter.com/fujishop_tokyo/status/1469146085549801472?s=20


ちなみに、恥ずかしながら作者の田村由美さんのことは全く知らなかったですが、

『BASARA』という有名な漫画で小学館漫画賞を受賞されているベテランの漫画さんです。


『BASARA』という名前は聞いたことはあるものの、バタコは田村由美さんの作品を読んだことはありませんでした。

しかし、この『ミステリと言う勿れ』の1巻を読んだところ田村由美さんが描く世界にぐいぐい引き込まれていきました。


今回は、その『ミステリと言う勿れ』1巻収録のepisode1について詳しくご紹介していきます。

自信を持ってご紹介できるミステリー漫画です。


※詳しい内容に触れますので、ネタバレが嫌な方はここでストップしてくださいね。

目次

ある日突然殺人事件の犯人にされる主人公の久能整


主人公の久能整は、大学生で一人暮らしをしています。


ある日、アパートで大好きなカレーを作っているところに、大隣署の薮という男性がやってきます。

整が住むアパートの近くの公園で大学生の寒河江健が殺害されたというのです。

寒河江は整と同じに通う大学生です。

「詳しい話を聞きたいから署まで同行してほしい」と言われます。


全く身に覚えのない整ですが、薮に「とにかくきてほしい」と依頼され、大隣警察署まで同行します。


警察署で昨夜10時のアリバイを薮から聞かれますが、アパートに1人でいたと話します。

そのことを証明してくれる人はもちろんいません。


そこに薮の同僚である青砥も入ってきて、殺された寒河江という大学生は、整と同じ大学に通っており、高校の同級生でもあることを指摘します。

薮は整に、どうして寒河江と高校の時も同級生であることを黙っていたのかを聞きます。

整は寒河江とは親しくないからとシンプルな理由で答えます。

寒河江は金持ちのボンボンでチャラくてモテていたと話す整に、青砥は寒河江に悪いイメージを持っていると推察。


薮から「被害者が嫌いだったのか」と聞かれ、整は「自分は犯人だとして疑われているのか」と尋ねます。

薮は目撃者がいると伝え、寒河江と公園で言い合う整をみた人物がいることを伝えるのです。


整は「人違いだ」と静かに訂正

薮は「そうかなあ、君の頭は特徴がある」と整の天然パーマの髪を見ます。


そんな薮に対して、あの公園は夜暗いのに自分の髪型が判別できたのかと疑問に感じる整。

疑われているにもかかわらず冷静に否定する整に対して、青砥が「殺人の容疑がかけられているのに、随分落ち着いているね」と呟きます。

「何もしていない自分を犯人にするほど警察は馬鹿じゃないと思っているので」とぴしゃり。

ひとまずこの日の聴取は終了になり、薮は整に「明日もきてほしい」と言って、整は家に帰ります。

『ミステリと言う勿れ』エピソード1のネタバレ 整の指紋のついた凶器発見

薮は「久能、お前、料理が得意だったな」「果物ナイフを持ってるか」と尋ねます。

整は『昨日までは自分のことを「君」と呼んでいたのが「お前」になりましたね』と言い、「カレーは時々作るが料理は普段はしない」と答えます。

薮は果物ナイフを持っているか改めて尋ね、それと同じ凶器が近くのマンションのゴミ捨て場で発見され、整の指紋がついていたことを指摘します。

その果物ナイフには被害者の血液もついていたとのことです。

バタコ

確かに、指紋のついた凶器が見つかった場合それは確実な物証となりますよね。

薮は「物証が出たんだ!お前が殺したんだ、殺ったんだな」と整を追い詰めます。

整は動じず、犯人は自分ではないことを伝えます。


そして、薮に「奥さんと息子さんの死に目に会えなかったんですか」と尋ねます。

整は薮と話す前に、池本巡査から、薮の妻と息子が轢き逃げされたことを聞いていたのです。

その犯人はまだ捕まっていません。

薮は「一昨年の夏だ。俺は張り込み中で動けなかった」といいます。

「それ武勇伝なんですか。犯人は?」と尋ねる整に

薮は「必ず捕まえる、お前もな」と整を睨みつけます。


そして、整の家宅捜査の令状がおります。

焦る整。

薮は整が初めて狼狽えたことを指摘します。

整は「勝手に入らないでくださいよ」と言いますが、薮は部下の風呂光と共に整のアパートへと向かいます。


そして、帰ってきた薮は整のノートパソコンから、殺された寒河江にお金を借りる借用書のテンプレートが出てきたことを伝えます。

「(犯行を)早く吐いちまったほうが楽だぞ」と薮は整に言います。


そこで初めて整は「寒河江が苦手立ったのは明るくて人気者だったからだ」と呟きます。

整は「高校3年の頃には、、、」と言いかけて何かを思い出したようにハッとして、そのまま黙り込んでしまいます。

そんな整の様子をみて、「これだけ物証が揃ったんだから自白がなくても逮捕状が出る」としたり顔の薮。

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『ミステリと言う勿れ』エピソード1のネタバレ 整の推理で浮かび上がる犯人像

整は、風呂光という女性の巡査に自分の台所に果物ナイフはあったのかと尋ねます。

風呂光はなかったと答えます。

さらに、整は自分のアパートのドアをピッキングやこじ開けた跡はなかったか、自分の留守に大家が誰か人を入れてない大家のアリバイと共に調べてほしいと依頼します。

それを聞いた池本巡査は「誰かが君の家からナイフを盗んでないか確認したいんだね」と。


整は頷き、誰かが自分を犯人に仕立て上げようとしているので抵抗しますときっぱり宣言するのです。


風呂光は整の依頼通り、アパートのドアを調べ、ピッキングの跡もこじ開けた跡もなく、大家さんが勝手に入った形跡もないし大家のアリバイもしっかりしていると話しました。

整は1年前にアパートの鍵を落としたことを話し出します。

その鍵は拾ってくれた人が交番に届けてくれてことなきを得たそうです。

池本巡査が「誰かが君のアパートの鍵を拾って、合鍵作って、寒河江を殺して君を犯人に仕立て上げたということ?」と驚きます。

整は、自分が鍵を落とした時、誰が自分の鍵を交番に届けたか確認してほしいと風呂光に頼みます。

しばらくして帰ってきた風呂光は複雑な表情です。

整はその時、犯人を確信するのです。

『ミステリと言う勿れ』エピソード1ネタバレ 真犯人は意外な人物

薮は嬉しそうに「今日こそ白状させてやるぞ」と整に息巻いています。

そんな薮に思い出したことがあると整は話しだします。

整は、殺された寒河江が高校3年のときに免許を取ったこと、親に高額な車を買ってもらったこと、しかし夏休み明けに

彼が「成績が下がったから車を親に取り上げられた」と話していたことを思い出したというのです。

そして、整は「寒河江は事故を起こした。表沙汰にはなってないから親が握りつぶしたのだろう」と言います。

車は父親の手配でこっそり処分されたのだろうとも。

寒河江は人を轢いた。それは薮の奥さんと息子だと整は薮に述べます。

その瞬間薮の表情は豹変します。

風呂光の調べで、整のアパートの鍵を拾ったのは薮だったことが判明したのです。

薮は、自分の妻と息子を轢き逃げされた復讐のために、整の鍵で合鍵を作り、部屋に忍びこみ、ノートパソコンをいじり、果物ナイフを盗んで寒河江を殺したのでした。

薮は整に冷静に犯行を指摘され、そしてそれを認めます。

同僚の薮が犯人だったことに青砥は驚愕し、「お前は一体なんなんだ」と整に叫びます。

「ただの大学生です」と答えます。

青砥は「もう二度と来るな」と伝えます。

整はそんな青砥に「二度と呼ばない出ください」と言い残して帰っていきます。

青砥は、整の後ろ姿を見つめながら、

「あいつ、ずっと父親への恨みを話しているようだったな、、、」とつぶやくのでした。

『ミステリと言う勿れ』エピソード1のネタバレと感想のまとめ

いかがだったでしょうか。

『ミステリと言う勿れ』の1巻収録されている最初のエピソード1

についてネタバレを詳しく書きました。

ある日突然殺人犯として疑われてしまった久能整。


けれど、極めて冷静沈着に自分が犯人ではないことをセリフのみで訥々と語っていました。

そして、見事な推理で最終的に真犯人を見つけることができました。

また、それだけで終わらずに、家族を轢き逃げされたことへの復讐を実行した薮刑事の心情にまで迫っていました。

こういうサスペンス漫画を読んだのは初めてです。

通常のサスペンス漫画は殺人事件が起き、主人公がその謎をとき、真犯人を発見、おしまいで終わるのがほとんどです。


けれど、この

『ミステリと言う勿れ』はどちらかといえば、整のセリフでほとんどのストーリーが成り立っているんです。

その一つ一つのセリフにとても重みがあり不思議な説得力があり、周囲の人物も思わず納得してしまいます。

けれど、その整の家族はどうやら問題を抱えているらしいことがラストでわかります。

それは、今後のエピソードからも少しずつ明らかになっていくようです。

バタコも自分の両親とはうまく言っているとはとても言い難いですし、生まれ育った家庭は決して暖かなものではありませんでした。

そのため整の言うセリフ一つひとつにとても共感できます。

整はきっと幸福とは言い難い家族のもとで育ってきたのかなあと思います。

エピソード1を読んだだけで、『ミステリと言う勿れ』1話から面白くて面白くて、続きがきになって仕方ありません。

そんなわけで最新刊まで購入してしまいました。

なお、ドラマの最終回についての記事も書いていますのでよかったらチェックしてくださいね。

併せて、バタコが小学生の頃から好きなミステリー漫画と古畑任三郎のドラマの共通点についても記事に書いていますので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。

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