今は幼少期から英会話を習わせるご家庭がふえていますよね。
けれど、幼児が英会話を習うことについて、賛否両論ある為、迷う方も多いのではないでしょうか。
今回は、娘が未就園児だった頃に通ったキッズ英会話について詳しく書きます。お子さんに英会話を習わせるか迷っているママ、パパがいたらぜひ参考にしてくださいね
そもそも幼少期の習い事自体は意味ない?
実は、バタコは、小学生の頃に、ピアノ、習字、そろばん、英会話をならっていました。
なお、どれも長続きしていません。
バタコは英会話は好きだったので続けたかったのですが、スクールの諸事情によりやめることになりました。
現在、バタコはピアノは譜面も読めませんし、当然弾けやしません。
習字についてはミミズがのたくったような字で本当に恥ずかしくなります。
そろばんも数年やりましたが、2桁以上の計算は、計算機なしではできません。
ここまで書いて、わかったと思いますが、バタコは複数の習い事にいったけれど何ひとつ身についていません。
なので、自分に子どもに習い事をさせることを考えた時に、やはり自分の性格が受け継がれていたら、、、と心配になりました。
とはいえ、やはり習い事の一つくらいはさせとかないと、、と思ってしまうんですよね。
そこで子どもの習い事について、バタコは夫に相談をしました。
すると、夫からは
小さい子に習い事なんてさせたって何の意味もない!」
と一蹴されました。
その時はバタコは
「子どもが生まれたら英会話に通わせるのはどうかな」
と提案したんです。
2020年から英語は小学校で必修化されるということをニュースなどで耳にしていましたし、
やっぱり小さいうちから英語を耳慣れさせておこうと思ったんです。
しかし、夫はとても渋い表情で、
「英語を小さいうちから習わせてどうするんだ。その前に日本語を確立するのが大事だろう」
と譲りません。
バタコは
「いや、でも小学校に入ってからあせって英会話初めても、もう耳が日本語に慣れていたら外国の音が聞き取れなくなるかもしれないよ、小さいうちから初めておくのが安心じゃない?」
と懸命に伝えました。
それでも旦那は
仮にそうだったとしても、英会話スクールに週1回通ったところでペラペラ話せるようになるわけがない。だったらそのお金を将来の留学費用にとっておいたほうがいい」
バタコ
「そうはいっても、なんとなく心配だし……」
旦那は
「なぜ英会話だけ心配するの?だったら算数だって国語だって理科だって重要でしょ。英会話が大事だっていうなら他の教科だってすべて小さいうちからしなきゃいけないんじゃないの?」
と自分の主張を変えることはありません。
そういわれると、その通りのようにも思え、
結局、英会話には通わせないということで終話しました。
英会話の話を出すと旦那もいい顔をしないので、それ以降は会話に出さないようにしていたのです。ところが、、、思いもかけないことがおこります。
反対していた夫からのまさかの提案
娘が1歳を過ぎた頃のことです。
このブログのタイトル通り、
バタコは不器用人間なので子育てについてもてんてこ舞いの日々を送っていました。
旦那は平日は終電で帰ってくるので平日はバタコと娘の二人きりだったのですが、1歳の頃は、昼間は娘と家の中でひきこもってしまうことも多かったのです。
そんな様子を見かねた旦那がある日、
何か週に1、2回でもどこか場所を決めて通ったほうがよい
と提案してくれたのです。
バタコにとってはまさに画期的な提案でした。
「えっ、じゃあ英会話とかでもいいってこと?」と聞くと、
旦那は渋々といった感じで、
英会話でも何でもいいよ。とにかく外に出るようにしたほうがいい
と承諾してくれたのです。
ネイティブ講師のスクールに入会
旦那の気が変わらないうちにと、
バタコはさっそくその日からインターネットでキッズ英会話スクールを調べました。
どうせ費用を使うのだから、日本人講師よりはネイティブ講師がいいなと思い、ネイティブ講師のいるところに絞って検索しました。
日本人講師、いわゆるバイリンガル講師の英会話スクールも近所にありとてもリーズナブルな価格だったのですが、
せっかくなので外国人の話す言語の響きに触れてほしいと思ったんです。
そして、いくつかネイティブ講師のいる英会話スクールを見学して、通いやすく費用も予算通りだったところがあったのでそこに入会を決めました。
キッズ英会話スクールでの娘の様子
こうして娘は1歳半のときに英会話のレッスンにはじめて参加しました。
講師の方が小さい子の扱いに慣れていたこともあり、英語の歌を中心に体を動かしたりボールで遊んだりと娘は初めての場所でも抵抗なく英会話を楽しみました。
バタコは、家でも英語のCDや英語のテレビなどをみせていました。
この時期はなんでも吸収する頃だったようで、娘ににわとりの絵をみせると「chikin」といったり、
ひつじのぬいぐるみがあると「sheep」や「バァアアアア(英語の羊の鳴き声)」など言うようになりました。
子どもの吸収力はここまですごいのかとびっくりました。
幼児が子ども英会話スクールに通う意味とは
幼児期の英会話習得については賛否両論あります。全く意味がないという人もいまし、かえって日本語習得を阻害するという意見もありますね。
我が家の場合は旦那は当初反対していましたが、平日家にひきこもるバタコ親子を心配し何か習い事に通って、娘にも同年代の子とかかわらせたほうがよいというアドバイスで英会話スクールに通いました。
ですが、それは英会話じゃなくても、リトミックや体操でも何でもいいなと思います。
実際、バタコの娘も週1の子ども英会話に加えて、近所の体操教室に通うことにもしていました。
旦那も幼児期の英会話習得に懐疑的でしたが、英会話スクールを承諾した理由は、
僕は週1回英会話スクールに通っても英語が話せるようになるのは思わない。だけど娘には自分と違う肌の色や髪の色の外国人とも抵抗なく接することができるようになってほしい。そういう意味で英会話は通う意味があると思う。
という考えがあってのことでした。
確かに、普段の日常では外国の人とかかわるというのは、現在バタコの住む環境では叶いません。
子ども英会話スクールに通うことで、自分や家族とは違う目の色、髪の色をしている人たちと、小さい頃から接する機会を得られるというのは、娘にとって貴重な経験だと思います。
子ども英会話スクールに通わせてよかったか?
バタコは、上記にも書きましたが娘と閉鎖的な空間で過ごすことに行き詰っていました。
旦那の声がけで、キッズ英会話スクールに通わせることになり、
ほんのわずかな時間ですが、英語の音楽と一緒に1歳の娘と体を動かしたり、英語の歌をうったったりする体験ができたことは今でも大切な思い出になっています。
どちらかというと、その時間は1歳の娘というよりも、親であるバタコにとって必要な時間だったかもしれません。
バタコ自身も英語が好きなので(その割に全くしゃべれませんが)
親子で一緒に楽しく英語に触れあう時間をもてたというだけでもキッズ英会話スクールに通って良かったなと思っています。
もちろん、子育てサロンや公園などでそういう時間を持つということもできます。
でも、バタコの場合はそういう場所だと逆に何をしていいか分からなくなってしまい(^_^;)そそくさと帰ってきてしまうこともしばしばでした。
習い事という、決められた時間で決められたことをするというのがバタコには性に合っていたようです。
幼稚園に通うまでの少しの時間、英語とともに触れ合う楽しい時間が作れて、かけがえのない貴重な時間になりました。
娘の記憶に残っているかはわかりませんが、一緒に楽しんだ英語の音の響きが少しでも残っていてくれたらうれしいです。