今回はちょっと独身時代のバタコの話をふりかえりたいと思います。
バタコは、大学入学時に一人暮らしを開始し、社会人になってもそのまま東京で就職をしたのでそのまま一人暮らしを続けていました。汚部屋住人だったことは以前書きましたが、それ以外にもいろいろやらかしています。
当時は気づいていませんでしたが、後に自分がADHDグレーゾーンであることが判明します。
今から思えば、独身時代はかなりADHDの特性が顕著にでているエピソード満載なのですが、
当時は自分が発達障害だという自覚がなかったんですよね、、、、
今回はADHDグレーのバタコが、大人になってからもやらかしてしまった独身時代の話をいくつかご紹介します。
※結構やらかしている話のため、閲覧注意です。苦手な方は読むのをストップしてくださいね。
スカートを履いて出かけるも、、、
汚部屋に住んでいたのですが、外出する時はそれなりにこぎれいな恰好をして出かけていました。
特に、洋服は好きだったので、ファッション雑誌を参考にして、それによく似たチープだけどなるべく可愛くみえるようにしていました。
トレンド雑誌にのっている洋服はどれも高いですが、新宿や原宿をまわっていると、それなりにリーズナブルな価格で似たようなものを手に入れることができました。
その日は、仕事に行く日でした。
職場ではオフィスカジュアルというファッションコードが一応決まってましたので、ひざ丈のAラインスカートにニットのカットソーをあわせて、靴はパンプスをセレクトしました。
さあ出かけるぞと玄関を出て、意気揚々と駅までの道を歩いていると、、、
ねえ、ちょっとそこのあなた!
という女性の声が後ろから聞こえてきました。でも、まさか自分のこととは思わずにいたバタコはそのまま、てくてくと歩き進んでいたのですが、なんと、それはバタコへの声がけだったんです。
ねえ!スカートめくれてるわよ!
その声の主の女性がバタコの目の前に立って言いました。
バタコは
「えーっ!」
と驚き、
もう赤面ものですが、とにかく素早くスカートの裾をおろし、とにかく、その女性にお礼を伝えました。その女性はうんうんと安心したように頷いて来た道を戻っていきました。
なんと、その女性は、車にのっていて、わざわざ車から降りてバタコにスカートがめくれていることを教えてくれたんです。
最初は車の窓から声をかけてくださっていたんですが、気づかず歩き続けるバタコのために、わざわざ車から降りてきてくださったんですね。
本当に親切な方で、今でも感謝しています。
スカートから出ていた謎のヒモ事件
さて、スカートがめくれたまま外出してしまった話も赤っ恥ですが、実はそれ以外にも、というかそれ以上にやらかしてしまったことがあります。
その日も、仕事のためにオフィスカジュアルな恰好で、スカートをはいて家を出ました。最寄り駅から電車に乗り、勤務先の駅について地下街を歩いてオフィスにむかっていたバタコ。
そんなバタコにまたもや後ろから声をかけてくる人がいました。
バタコよりも年上の女性でした。そして、とてもいいづらそうな顔で、
あの、、、スカート、、、
え、もしかして、スカートめくれてますか??💦
あ、いやスカートから何かでてますよ(^◇^;)ヒモみたいなものが、、、
と本当にいいずらそうな表情で教えてくれました。
バタコはとっさにスカートの後ろに目をやりましたが、ちょっと何のことかわかりませんでした。(サンドウィッチマンではない)
しかし、次の瞬間
「ヒモってまさか、、」と思いあたることがありました。
すぐに「あ、ありがとうございます!」と立ち去る女性にお礼を言い、すぐさま近くのトイレにかけこみました。
トイレに入って、後ろのスカートをみてみると、、やはりそれは予想通り、トイレットペーパーでした。
その時は、前回、スカートがめくれていたという出来事よりもさらに顔面が熱くなってしまいました。
だって、前回の時は、電車に乗る前に教えてもらったので、そこまで被害は大きくなかったですが、
今回は、電車にのって、しかも地下街をかなりの距離を歩きましたから、おそらくかなりの人に見られてしまったと思います。
いい年した女がスカートからトイレットペーパー出てるなんて、もはや公衆わいせつ罪のようなもんですね💦
でも、この時も、年上の女性が教えてくれたおかげで、そのまま会社で同僚たちに見られずにすみました。
やらかした事件からの対策
スカートがめくれたまま外出してしまったり、トイレットペーパーがスカートから飛び出たまま電車にのってしまったりしたことは、バタコが不注意な性格だからということ理由からおこりました。
朝、バタバタした状態で朝食やトイレ、支度をすませていつも慌てて玄関を飛び出すというのが常でしたから。
そこで、無印のミラーを購入して玄関付近に設置しました。
余談ですが、バタコは独身時代から結婚後の現在も無印良品が気に入って使い続けています。
そんなの通常の方なら当たり前のことなんでしょうが、バタコはその当たり前のことができない人間だったんですね。
見知らぬ人からのあたたかい指摘で、自分の恥を知り、スタンドミラーを玄関において朝チェックするということを覚えました。
その対策のおかげで、スカートがめくれたまま外出したり、あまつさえトイレットペーパーをスカートから出したまま外出するということは二度としなくなりました。
その習慣は、結婚してからも続いていて今も玄関先で全身鏡で自分のスタイルをチェックするようにしています。
それでも、一度だけトイレットペーパーがスカートからびろんしていたことも。(おいっ)
でも、その時は玄関を出てすぐに4歳の娘が「おかあさん!後ろにヒモついてるよ」と教えてくれました。
親が親不器用で頼りないと、子どもは小さいうちからしっかりするのかもしれませんね。